大手金融業　開発標準化、技術支援プロジェクト

プロジェクト概要

■プロジェクト背景

複数の事業会社をグループとして持つ大手企業において、システム会社では、業務領域ごとに個別にシステム開発や保守を実施。調達・コスト、品質、進捗の管理を実施しており、統制が取れていなかった。SLCPを基とした開発標準の作成、開発標準に準じたシステム開発用フレームワークの構築、周知・展開、テーラリングやプロジェクトへの適応を実施。

開発規模/アーキテクト

・プロジェクト規模：約200人月
・開発標準/標準フレームワーク
・Java
・AWS

改善ポイント

① 業務領域個別（部門別）に管理されている

各々の部門で管理しているため、品質やコストなど統制が取れていない状態であったため、QCDが達成できないプロジェクトが多発するなどの問題を抱えていた。各部門単位で年間数億円のIT投資があり、会社として管理統制の一元化、品質の均一化、予算の最適化が求められていた。

プロジェクト実績/効果

① 統制の強化、品質の均一化、予算の最適化を実現

共通フレームに合わせた開発フレームワークの提供も行っており、設計やソースコードレベルで品質の均一化を実現。また、開発工程や各種計画もプロジェクト前にテーラリングすることで、プロジェクト全体が可視化され予算の最適化を実現した。