Career

01　経歴

大学卒業後は印刷出版業界で営業と生産管理・品質管理責任者を経験しましたが、当時はどの業界でもIT化による業務変革が起こっていました。
印刷出版業界も当然のようにアナログからデジタルへ移行し、インターネットの破壊力と掛け合わせて、これまで求められたアナログな技術や経験の価値が薄れていく感覚を持ちました。生産管理や品質管理に必要なITを導入する立場からITを提供する立場にならないと時代から置き去りにされるという危機感を覚え、ITのすさまじい影響力と可能性に対する興味・関心も高まったことからIT業界への転身を決意しました。

当初はITアウトソーシングサービスを手掛ける会社に入社し、マネージャーとして情報通信、不動産、エネルギー業界のシステムマネジメントに携わりました。システム運用保守及びテクニカルサポートプロジェクトのマネジメントとPMOとして事業拡大に貢献しました。

その後、SIerに転職してプライムベンダーとして事業会社向けシステム開発事業に携わった経験を経て、2022年にケアリッツ・テクノロジーズに入社。現在はエネルギー事業者様向けプロジェクトに参画し、50名規模のプロジェクトの統括責任者としてシステム開発及び業務改善の提案を実施しています。現場単位の課題解決に留まらず、お客様の事業目標達成に向けた本質的な問題解決を実現するために、提案と実行のサイクルを回すことに注力しています。

03　ケアリッツに入社してから今日までの業務内容

上述のとおり、エネルギー事業者様向けプロジェクトの統括責任者として、主に50名規模のプロジェクトマネジメントとシステム開発及び業務改善の提案を行っています。個別プロジェクトの遂行に終始するのではなく、常にお客様と対話してニーズや課題を深掘りし、事業目標達成に寄与する企画・提案を継続的に実施していくことを通じ、お客様と深くて長いお付き合いを実現できるように意識しています。

プロジェクトマネジメントにおいては、「再現性が高い高品質なITサービスの実現、お客様の課題と向き合うITパートナーとなる」という方針を掲げています。機能要件や計画通りに開発を行うことに留まらず、お客様のビジネスや業務の理解・把握を怠らないようにプロジェクトメンバーに求め続けています。お客様とともに課題を解決するパートナーとして、お客様のビジネス・業務をしっかりと考え抜く姿勢で挑み続けています。

また、社内においては、シニアマネージャーとして約150名のエンジニアを統括する立場でもあります。管下のマネージャー・リーダーに対するマネジメント支援や評価、経営会議における論議・提言と決定事項の迅速な実行・展開等に加え、お客様に向けた新規営業活動やサービス提案も担っています。

社内マネジメントにおいては、組織の責任者として事業目標達成を強く意識して日々活動することを心がけ、「目的と手段を明確にして成果を出すために妥協しない組織」という方針を掲げています。我々はITサービスを提供し、お客様のビジネスに貢献することで存在意義が高まります。「何のために」「誰のために」「なぜやるのか」という明確な目的を持ってITサービスの提供に留まらない価値発揮を続けることが事業目標達成に寄与すると確信しています。管下のマネージャー・リーダー・メンバーとのコミュニケーションにおいては、無意識のうちに手段が目的になってしまっていることを気づかせて軌道修正しています。

05　転職検討者へのメッセージ

転職をご検討されている方々には即戦力として期待される重圧があると思いますが、まずは経験豊富な得意領域で成果を上げて存在感を示してもらえればと思います。

ケアリッツ・テクノロジーズには、プロジェクトの担当者・責任者として、プロジェクトオーナーや事業責任者、経営層を相手に、積極的にビジネスをリードできる成長機会があります。今後もプライムベンダーとしての存在感をマーケットに一層示していくことで、その機会はますます増えていきます。技術面、管理面のいずれの上昇志向も満たせる魅力的な環境をお約束します。さらなるステップアップを目指して、ケアリッツ・テクノロジーズの事業を一緒に盛り上げていきましょう。

01　経歴

情報系の専門学校を卒業した後にシステム開発会社に入社し、自治体向けシステムやECシステムの開発を中心にキャリアを積みました。JavaによるWebシステム開発がメインでしたが、Androidアプリ、AS/400、COBOLからJavaへのマイグレーション対応や中国とのオフショア開発のリーダー経験等の幅広い業務を担当しました。

前職に10年ほど勤めた後に転職を志し、2020年にケアリッツ・アンド・パートナーズに入社しました。

03　ケアリッツでの業務内容

入社当初から総合人材サービス企業様の業務を支えるグループシステムの新規機能開発・保守を担当しています。若手社員が多いチーム体制によるアジャイル開発の中、開発フロー・レビューの提案等を行い、業務品質向上を推進しています。

新規プロジェクトの目的として、営業社員の業務効率化および生産性向上、そしてグループ全体のクロスセルの促進を期待されています。ユーザーが使いやすい、ユーザーファーストなシステムであるかという観点を常に意識し、PO・SMだけではなくデザインチーム等の他部門とも連携・協力して開発を進めていきました。結果として、当該システムが公益財団法人の選定する賞を受賞したことは、グループ全体への貢献を感じ、やりがいを得ることができました。

プロジェクト参画当社は開発メンバーというポジションでしたが、現在はケアリッツの現場リーダーも任せていただいているため、増員提案等をスムーズに行えるようにケアリッツの営業担当の方との密なコミュニケーションを意識しています。開発現場とセールスの良好なコミュニケーションは、プロジェクトにも良い影響を与えてくれると考えており、情報共有は迅速かつ適切に行うように心がけています。

また、社内では2022年よりリーダー職位となり、管理職という立場でラインマネジメントも担当するようになりました。さらに、2024年度からは部内研修運営チームにも積極的に参加し、社員の技術力向上にも力を入れています。

開発現場におけるメンバー管理はこれまでも経験してきましたが、現場とは異なる目線での管理業務は初めてだったため、社内リーダー1年目のスタートは何もかも手探りでした。メンバーは私と異なるプロジェクトで日々業務を行うため、どのようにそのプロジェクトのことを正確に把握し、メンバーの悩みに対してフォローするべきか悩む日々でしたが、経験豊富なマネージャーやリーダーに相談し、協力を仰ぐことで一つずつ対応できることが増えていったように思います。

プロジェクトや勤務場所が異なる状況の中では難しいこともありますが、難しいからこそ、メンバーから「このチームでよかった、相談してよかった」と言ってもらえた時にはやりがいを感じます。また、メンバーの成長や会社への貢献を考えて行動する力において、転職時に思い描いた「成長フェーズの企業で自身もともに成長する」ということを実現できていると感じています。メンバーのフォローの方法に正解はないと考えていますが、マネジメント関連書籍等を用いた知識獲得に努め、メンバー自身がよりポジティブにマインドアップできるように支援していきたいと思います。

05　女性エンジニアとの交流はあるか

私が所属するグループでは、グループ女子会を定期的に開催しています。女性同士であるからこそ気軽に話せることもありますし、何かあった時に頼れる場所を一つ増やすことを目的に交流しています。

今後はグループや部を越えて交流していきたいと考えていますが、女性社員も150名ほど在籍しているため交流方法は考えないといけませんね。

エンジニアは性別の垣根を越えて活躍できる職業であり、今後も女性社員は増えていくと思います。また、将来有望な女性社員も多く、女性管理職も増えていくと思います。キャリアアップの面でも性差はなく、あくまでも本人の希望が重視されていると感じています。

また、ケアリッツは社員のライフステージの変化に柔軟に対応しています。性別や役職を問わず、多くの社員が産育休を取得しながら活躍しており、長期的なキャリアを描きやすい環境が整っているのではないでしょうか。

01　経歴

大学ではC・Java・SQL・HTML・CSS等の言語や、ソフトウェア・ハードウェア関連について広く学び、卒業後はシステム開発会社に入社し、エンジニアとしてのキャリアをスタートさせました。

その会社では新人教育がほとんど行われず、入社後わずか1ヶ月で大手金融機関の業務システム更改プロジェクトに配属され、詳細設計書の修正や単体テストの設計書作成、JavaによるAPIのコーディング等を担当しました。しかし、次第に退社時間が遅くなり、終電まで仕事が続く日も多く、体力的にも精神的にも疲弊し、約1年で次の会社への転職を決意しました。

2社目も前職と同じシステム開発をメインとする会社で、基本的にはJavaを利用した開発案件に携わることが多かったです。「地方銀行のインターネットバンキング改修プロジェクト」や「総合医療介護連携システムのパッケージ開発・導入支援プロジェクト」、「BtoB向けの帳票配信システム開発プロジェクト」等に参画しました。
特に印象深かったものは「総合医療介護連携システムのパッケージ開発・導入支援プロジェクト」です。パッケージ開発であるためにコーディングはもちろん行いましたが、病院や介護施設等を直接訪問し、ユーザーの責任者に対するシステムの説明や導入メリットのアピール、現地のネットワークや機器情報を調査するフィールドエンジニアリングのような作業も行いました。これらの業務は、当時の私にとっては一般的なプログラマーやシステムエンジニアのイメージとは異なりましたが、大変貴重な経験になりました。

そして、前職となる3社目は、ヒューマンスキルの向上を目指し、それまでの経験と畑違いとなる営業職として企業向けの電子部品販売商社に入社しました。完全未経験の仕事は用語や業務の理解から始まり、コンデンサの容量・抵抗値の数値や電子部品のサイズ用語等、最初は何のことやらという感じでした…(笑)

また、社内環境がアナログであったため、営業の仕事と並行してNASの導入やコーポレートサイトの刷新、経理業務の作業効率化等も行いました。特に効率化の取組みは成果が大きく、1人当たりの処理できる仕事量が増え、コロナ禍での収益拡大に貢献しました。

03　ケアリッツでの業務内容

ケアリッツに入社してからは、大手総合建設会社様で運用保守担当として日々奮闘しています。データベース周りのメンテナンスやヘルプデスク窓口からのエスカレーションに応じた作業を主に担当し、作業チーム内での調査やデータメンテナンス、問い合わせへの回答等を行っています。また、最近ではデータベースやRPAツール周りの開発業務も増加しており、新たな領域にも積極的に取り組んでいます。
エンジニアに戻る際、4年半のブランクと自身の経験不足を一番心配していました。しかし、営業の方が私のスキルに見合うプロジェクトを提案してくださり、プロジェクト参画前には自身でOracle Silver SQLの資格を取得できたことから、前向きに業務に取り組み始めることができました。そして、実際に現場での業務を通じてお客様から評価いただいたことで、今では自信を持って仕事に取り組めています。
新しいことへの挑戦はプレッシャーを感じる場面も多くあると思いますが、ケアリッツへの転職を通じて、適応力や学習能力を発揮し、新しい分野に積極的に取り組む姿勢こそが一番重要だと感じるようになりました。

05　今後の目標

私の今後の目標は、システムエンジニアとしての専門知識と経験を活かしながら、メンバーやプロジェクトをまとめるリーダーに成長して組織や社会に貢献することです。

私はこれまでにJavaエンジニア、営業職、そしてデータベースやRPAツール周りの開発を経験してきました。これらの経験を通じ、技術だけでなく、コミュニケーション能力や顧客対応力といったリーダーに求められる多様なスキルを身につけてきました。顧客との関係構築や要件のヒアリング、問題解決のためのコミュニケーションはプロジェクトを成功に導く上で欠かせません。また、目標達成に向けてメンバーをリードしていく上でもチーム内外との円滑なコミュニケーションが大切になってきます。そのため、営業職で培ったヒューマンスキルは、リーダーを目指す上で活かせる自身の強みであると感じています。

また、リーダーの役割を果たすためにはプロジェクト管理能力も必要不可欠です。リソースの最適活用やスケジュール管理、リスクの予測と対処等、今後はプロジェクト全体を効率的に遂行するためのスキルを磨いていきたいと考えています。

自己成長のために、常に新しい技術等を自ら学び続ける姿勢でいることを意識しています。それにより、日々変化する環境に柔軟に対応し、チームに最適な解決策を提供するために必要な能力を向上させられると考えています。

中長期的な目標としては、自らがリーダーとしての役割を果たしながら、チーム全体が成功に向かって協力し合う文化を育てたいです。