【プロジェクト紹介】Case2:フードデリバリー会社様向け 業務システム開発
ケアリッツ・テクノロジーズでは、多種多様な業界・クライアント様向けにサービスを提供しており、多くのプロジェクトが稼働しています。このプロジェクト紹介コーナーでは、実際にケアリッツで働くエンジニアの方にインタビューを行い、当社の雰囲気をお伝えしていきたいと思います。
第2回目となる今回は、取引開始からわずか1年で複数PJにチーム体制で参画させていただいている、フードデリバリー会社様向け業務システム開発プロジェクトの様子をお送り致します。
【エンジニアの紹介】
クライアントサービス事業部 宍戸
【経歴】IT業界9年目。新卒でSIerに入社し、5年間保守業務に従事。その後転職し、約1年間自動運転制御システム開発に携わった後、ケアリッツへ入社。本クライアント様のプロジェクトには、新規取引開始時から参画している。
【休日・趣味】休日は映画やアニメ鑑賞に勤しんでいて、特に恋愛のジャンルが好きといった可愛らしい一面も・・・。オススメは「恋は雨上がりのように」。
また、自己研鑽として自らプロジェクトを立ち上げて開発を行い、フロント側(React)の開発技術の復習とAWSの資格取得に向けた自己学習を進めている。
クライアントサービス事業部 井澤
【経歴】IT業界6年目。新卒で大学職員(事務職)として2年間勤務の後、IT業界へ転職。SES企業を2社経験する中でITスキルを磨き、その後、更なる経験とスキルアップを求めてケアリッツへ入社。入社後は、大手メディアサイトのバックエンド開発プロジェクトに約1年半参画したのち、本プロジェクトに参画。
【休日・趣味】趣味はコーヒーで豆からこだわって嗜む熱誠ぶり。空いた時間にコーヒーを淹れて、憩いのひと時を楽しんでいる。休日は1歳半のお子さんの面倒をみるイクメンな一面も。公園などに一緒に出かけて遊んだりと仕事とプライべートの両立を実現している。
また、空いた時間は自己研鑽に励み、現在はFlutterを用いた開発を実施。
【どんなプロジェクトに携わっているのですか?】
(宍戸)
私は現在、注文管理システムの開発に携わっております。
担当しているのは単純な1システムではなく、在庫数、注文数、会計管理など様々な部署・領域に関わるシステムの為、サービスをご利用いただく加盟店様の要望に併せた、柔軟な対応が求められることが特徴の一つです。
また、昨今ではコロナによる食品配達ニーズが高まっており、顧客の取引先増加に伴って新たなタスクが発生し続けているため、普段からスピード感を意識して業務にあたっております。
プロジェクト全体の規模が大きく、他部署のシステムとも密接に連携している為、
自チームの担当領域以外も十分に理解して開発に挑む必要があります。
そのため、各システムの詳細な仕様や業務理解を常に深めながら開発を進めていかねばならず、仕事を進める上で一番難しい点だな、と感じております。
また、新規案件が立ち上がる際には、お客様の要望のヒアリングから担当し、スケジュール調整や予算管理に近い動きも行っております。
(井澤)
私は各法人様ごとのデリバリーサイト作成システムの開発に携わっております。
利用者目線を意識し、より簡単に注文サイトの作成が可能となるように取り組んでおります。
他社様のメンバーも多く参画されている中での開発となる為、ナレッジの共有と情報交換の場も兼ねた勉強会を自ら開催するなど、
当事者意識と具体的行動を持って案件に対する貢献度向上を図っております。
単なる技術的貢献だけでなく、主体的行動・取組みによってお客様よりご信頼を得て、裁量権を持って業務に取り組める楽しさを実感しております。
ケアリッツとお客様との取引深耕に寄与できるよう、日々何が出来るのかを模索しながら業務にあたっています。
【プロジェクトのチーム体制】
(宍戸)
現在、クライアント様の複数プロジェクトにチーム体制で参画させていただいており、クライアント様全体では20名以上の規模となっています。
その中で私は8名チームのリーダーを担当しており、マネジメントだけでなく自ら開発にも携わらせていただいています。
また取引開始時から参画していることもあり、お客様やメンバーからは厚いご信頼をいただけているのではないか、と自負しています。
本クライアント様との取引拡大に向けた関係性強化、そして更なる信頼関係の構築に、これからも尽力していきたいと思っています。
(井澤)
私は当初、クライアント様側の現場リーダーの補佐ポジションで参画しました。参画後は主体的に動くことを心掛けた結果、積極的な姿勢を評価いただいたようで、現在ではクライアント様に代わって、自ら現場リーダー業務を担当させていただいています。
フロントエンド、バックエンド、インフラなど、幅広い経験、技術力・行動力が自身の強みだと思っています。
今後は新PJにも携わる予定となっており、更なるチーム体制構築への貢献をしていきたいです。
【現プロジェクトの特徴・意識していること】
・スピードと柔軟性
コロナウイルスによる顧客サービスのニーズが急速に高まった影響や、知名度の向上によって、サービスの利用法人顧客数が増加の一途を辿っており、
早いスピード感と柔軟な動きを求められるプロジェクトとなっています。
・他チーム・プロジェクト全体の業務理解
複数のシステムが連動し合うことで巨大なシステムを構成しているため、自チームの担当分野の理解はもちろんのこと、
他チームの動きやプロジェクトの全体を把握・配慮する能力が求められています。
・高品質な開発
参画当初はレガシーな開発環境だったのですが、参画後にはモダンな環境へと一変しました。そこからは一貫して、高度な技術力と知見が求められています。
また関連システムが多く、一つのエラーが大きな影響を及ぼす可能性があり、高品質な開発が必要とされるプロジェクトです。
そのためナレッジの共有や勉強会などにより、メンバー一人一人のレベルの底上げ、認識の相違が生じないようなコミュニケーションを常に意識しています。
【ケアリッツの価値と強み】
上流から対応可能な高い技術スキル、経験の豊富さ
プロジェクトでは、当社が参画した当初から、上流を担える人材が少ない、といった課題が上がっていました。
様々なプロジェクトで上流から参画してきた当社の持つノウハウを活かして、上流を担える人材不足という課題解決に貢献しています。
一人一人が積極的な姿勢、自発的な行動がとれるマインド
メンバーが自ら主体的に行動し、様々な業務を率先して行うことが、お客様から高く評価いただいているポイントだと思っています。
課題点の共有と対策、タスクの巻き取り、時には勉強会の開催などメンバー一人一人の積極的な行動は、プロジェクトへの貢献だけでなく自己成長の源泉ともなっており、こうしたプロジェクトでの経験を自身の成長へと繋げていけることも、当社メンバー達の強みの一つです。
優秀な人材が多く在籍しており、チーム体制での高いパフォーマンスの発揮
他社のほとんどがチーム体制を構築できていない中、当社は自社メンバーによるチーム体制を構築し、高いパフォーマンスを発揮しております。
チーム体制で業務にあたることでお客様の管理工数の削減にもつながりますし、また当社メンバー間のコミュニケーションやナレッジの共有がシームレスになることで迅速な対応や質の高さが実現できています。
【これからの展望について】
(宍戸)
現在フードデリバリー業界全体が、新型コロナウイルスの流行に端を発し大きく需要を伸ばしており、今後も高い市場ニーズが見込まれています。
大規模且つハイレベルな技術を求められる現プロジェクトは、多くのエンジニアにとって憧れるような案件なのではないでしょうか?
その中で、実際に裁量権を持って日々業務にあたれていることを嬉しく思うと共に、大きなやりがいを感じています。
(井澤)
自身が参画しているプロジェクトも規模を拡大している中、今後は更なるチーム体制の構築、拡大にも尽力していきたいと考えています。
自身だけでなく、参画メンバー一人一人が意識を高く業務に取り組むことで、地道にお客様から信頼を積み上げていきたいですね。
最終的には単なる技術的貢献だけでなく、お客様にとって唯一無二のパートナーになることが目標です。